焼鳥 神戸拾八番

3月 1st, 2019

 「丹波地どり」をはじめとする最高の鶏を、日本酒やワインと楽しめる神戸市北区の『拾八番(じゅうはちばん)』。今回、店内壁面に絵を描かせていただきました。

 制作期間は3日間。オーダーは「天井まで使って包み込むイメージで」「鳥はつがいで」の2点のみで、あとは僕の感性に任せますとおっしゃってくださいました。
制作前に仕込みや料理風景をじっくり見学させていただき、マスターの仕事に向かう姿勢やお店を愛する気持ち、並々ならぬ情熱を感じました。
相反してお皿への盛り付けの繊細さや、お店の内装などから美的センスも感じました。
この『静と動』を1枚のアートで表現したいと考えました。

 

 『動』の部分。マスターが炭火で手焼きする姿を見て、このお店の象徴的な炎や情熱・こだわりはお客様へ絶対に伝えたいと考えました。その部分は一度来ただけでも強く印象に残って欲しいと思い、パンチのあるタッチで描きました。

 


『静』の部分。お店の内装を見た時から、入り口に向かって色を抑えていきシックなイメージにしようと構想がありました。
当初は桜や紅葉を散りばめようと考えていましたが、季節感を出したくなかったのと、店主の「和でもなく洋でもない雰囲気」というご希望で、店主がお好きなバラの花とワインも飲める焼鳥屋のイメージとして葡萄を描きました。この部分はやや洋に近づけて全体のバランスを取っています。

 


店主でありマスターの前島さんと、店内のほぼ全ての座席に座って絵の見え方、お店の内装について語り合いました。
 前島さん、奥さん、ありがとうございました。